2018年、年始からの東南アジア旅行5日目の記録です。
前日はダナンからフエへ鉄道で移動しました。今回は、現地ツアーに参加してフエの史跡を回った話をします。
前回:ベトナム統一鉄道でダナンからフエへ【18年冬旅4日目】
現在はフエの宿に滞在中。朝食にパンケーキとリプトンティー頂いて部屋でゆっくりしました。
お腹の調子が治らないですねぇ……。ダナンでカエル肉食べたせいかな? いや、生野菜が怪しいか?
宿周辺を散策
街を出歩くも野犬にビビって宿に舞い戻ります。初めての街は勝手が分かりません。どこに何があるやら。
街にはバイクが多い。
河がとうとうと流れてますね。
宿のスタッフのお姉さんにどこを観光するか尋ねられ、決めていないと言ったらツアーをおすすめされました。1日ツアーだけど午前午後で別々の日に行けるらしい。
今日は「午後のツアー」、明日は「午前のツアー」に参加することにしました。
詳細について聞いてみると、自分で回るよりかなりお得なことが判明。入場料や昼食料金込でホテル送迎があります。タクシーチャータより良いね!
ツアーへ出発
今のところ雨は降っていません。迎えはバイクでした。
もしかしてバイクで回るツアーってこと!? 格安なのは移動手段がバイクだからなのか?
……と不安になったけど、すぐに降ろされました。
目の前にバスがいました。乗って乗ってと言われます。すでに欧米人とかいっぱい乗ってました。イマイチどこを観光するのか分からんままバスは発進。
真っ直ぐな坂道ですなぁ。やっぱりバイクがいっぱい。
郊外のジャングル感ある道を進んでいきますよ。
どこかへ到着
ででーん、到着!
どこでしょうね、ここは?(後で調べたらミンマン帝陵でした)
ガイドさんから券をもらって入場。立派な建物がどんどんどんと立ってます。
池がありますね。
魚にエサをやることも可能(有料)
箱にお金入れて、エサを入手! ぱらぱらぱらんと撒きますよ。
寄って来ますねぇ~。たのし~。
「でも日本でもできるよな……」という考えが頭をよぎりました。
急な階段をどんどんのぼる。きついきつい。
まだ奥があります。
ここが一番奥っぽい。
引き返します。入口近くまで戻ってきました。兵馬俑みたいなのが並んでる。
ゲートを出て駐車場へ帰ります。
ニワトリさんがいますね~。
駐車場のところでバナナ売られていたバナナを購入。30kドン(約150円)でした
※1円=200ベトナムドンで計算
日本で目にするバナナに比べ、それぞれの房が小さく、ずんぐりむっくりしてます。全体的な形も違い、黒っぽい色でくすんでます。
見るからに野生感があるバナナでした。(写真撮っておけば分かりやすかったけど、忘れてた)
ただちょっとボラれた感がありますね。物価の安いベトナムで、日本と同じくらい価格ってのは多分割高。まぁ、額自体は小さいから痛くないけど。
バスに乗って次の目的地へ出発です。
英語アナウンスが聞き取れない…
次に訪れた場所がカイディン帝廟だったことは、後日ネットで調べて分かりました。ツアー参加当日はどこに連れて行かれたのか分からず、なんとなく観光。
バス内でガイドの英語アナウンスがあったのですが、訛ってるのと筆者のリスニング力が微妙なのが原因で理解できませんでした。
一方ツアーで同行した欧米人達はベトナム訛りの英語も聞き取れていたようなんですよね。英語そのものを聞き慣れていると、ある程度訛っていても聞けるのでしょうか。
カイディン帝廟
森の中に急な階段が現れます。
登ると建物があり、奥に次の階段があります。
階段には龍らしき彫刻が。ところでこれは手すりとして使って構わないのかな?
ミンマン帝陵で見た兵馬俑みたいな像がここにも並んでいました。
柱に漢字が書いてあります。今はローマ字表記のベトナム語だけど昔は漢字を使っていたとのこと。
最上部にある建物(カイディン帝廟)内部。
柱のタイル装飾が色鮮やか。龍のデザインもポップな感じで面白い。この建物はフランスと中国の影響を受けているそうです。
周囲はジャングルのような趣。
トゥドゥック帝陵
階段を下りバスに戻ってトゥドゥック帝陵へ移動。池がありますね。
うーん、解説が理解できないので、イマイチどこが見どころなのか分からなかったです……。ガイドブックか何かで下調べしておけばよかった。
玉座の間かなと思ったのですが、下の写真の建物は劇場らしいです。
出口はあちら。バスに戻ります。
今は1月ですが、天気が良い乾季(2月~9月)に来るべきでした。寒くて雨降りだと観光しにくいです。日本より南の方なので1月でも暖かいと思い込んでいました。
また、あらかじめガイドブックなどで見所と建物の由来を押さえておいたら良かったです。
急にツアーに申し込み、何も知識がない状態で見たので何が何やら分かりませんでしたよ。とほほ。
ボートクルーズ
この日のツアーの最後はボートクルーズ。川を移動しフエ中心部で解散です。
川べりではニワトリが水を飲んでいます。フエではあちこちでニワトリを見かけました。卵のために飼っているのでしょうか。
船が来ました。
乗り込みましたが、犬が船内をウロウロしていて気が気じゃありません。犬は苦手です。日本国外では狂犬病の危険があるのでますます怖い……。
ハイランズコーヒー
船はレロイ通りの公園近くに着岸し、ツアーは解散となりました。各々宿へ戻ります。
夕食の時間だったので近くのハイランズコーヒー(HIGHLANDS COFFEE)に入りました。スタバのようなオシャレなカフェチェーンです。
まだまだ昔ながらのローカル感漂う飲食店が多いベトナムですが、この店はとても現代的で洗練された印象。清潔感があっていいですね。ローカル食堂は衛生面がなかなか怖い。
注文したものが出来上がると機械で知らせてくれます。日本のフードコート等でも見かけるアレです。
バインミーと抹茶ラテ、いちごのヨーグルトケーキを食べました。おいしい!
夕暮れの街を宿へ帰ります。
衛生的な食事
お腹が治ってないのにしっかり食べたせいで夜中腹痛に襲われました。ダナン最終日あたりから腹が壊れだしたのですが、一体何に当たったのでしょうか……。
前述のように、ローカル食堂で食べたカエル肉入り麺あたりが怪しいです。ベトナム料理には生野菜が付くことが多いのでそれも怪しい。
筆者のような日本人の「か弱き胃腸」では、東南アジアのワイルドな菌・ウイルスには耐えるのは難しかったか……。
過剰なまでに衛生的な現代日本では、汚染された食品に接する機会がほぼないので、免疫を作れないんですよね。
そもそも病原体の種類も違うかもしれないし。
ベトナムではアメーバや寄生虫による食中毒のリスクもあるので、よく考えると怖いです……。毎食ハイランズコーヒーのような衛生的な店で食べられれば良いのですが。
次回、現地ツアーでフエ王宮とティエンムー寺へ【18年冬旅6日目】
に続きます。