ロリュオス遺跡群:プリア・コー、バコン観光&印刷屋など訪問【18年冬旅20日目】

2018年年始からの東南アジア旅行20日目。カンボジアのシェムリアップ滞在中。

今回は、ロリュオス遺跡群を観光した後、アンコール国立博物館、印刷屋、工房を訪れた話です。

前回:アンコール遺跡群大回りコースと郊外の施設を観光【18年冬旅19日目】

海外では犬に注意

夜中、犬が荒ぶっている声で目が覚めました。何頭もいますねこれは。十頭近いかな? 音が重なってる。犬ってこんなふうに鳴くのか~と感心。

狼みたいな感じの声で、ワォーンウォーンって吠えてます。かなり怖いです。鳥肌が立つほど。

やばいわ、生理的な恐怖を感じる。

治安うんぬん以前に夜は出歩いちゃダメですね。ウカツに外出したら犬に襲われるわこりゃ。

カンボジアは暑いので、昼間はぐでーんと伸びてる犬ですが、夜になると狼化するんですね。飼いならされた日本の犬と同じ動物だと思っちゃいけない。首輪もリードもないから半野生。しかも凶暴さが違う。

発症したら致死率ほぼ100%の危険な病気、狂犬病を持ってる場合もあります。日が沈んだら大人しく安全な宿にこもるべし。運悪く噛まれたらすぐ病院でワクチンなどの接種を受けるべし。

狂犬病は犬以外の動物も持っている場合があるので、海外ではむやみに動物に近づかないようにするのが安全ですね。

狂犬病に関する詳細な情報は、厚生労働省検疫所FORTHのホームページなどで確認してください↓

FORTH|お役立ち情報|感染症についての情報|狂犬病

プリア・コー

トーストとベーコンとチーズの乗ったオムレツ

朝食後、アンコール遷都以前の都、ロリュオス遺跡群へ向かいます。市街地から6号線で東の方へ行ったところです。

アンコールワットは市街地の北の方なので両遺跡は結構離れてますよ。

毎度お世話になってるホテルのトゥクトゥクドライバーさんに連れていってもらいました。

シェムリアップ街はずれの道路沿いの風景

まずプリア・コー。朝方だからか人が少なくて見学しやすいです。

プリア・コーの外観

プリア・コーのそろばんみたいな石造りの構造物

プリア・コーの建物

プリア・コーの壁の像

プリア・コーの建物

↓この凹んだり出っ張ったりした柱のようなものは前日、東メボンで見たのと似てる。

プリア・コーの凹んだり出っ張ったりした柱のようなもの

プリア・コーの壁の彫刻

プリア・コーの壁の彫刻

プリア・コーの石積みの塀と崩れた棒状の石

プリア・コーの石で作られた部品が崩れている様子

看板によれば子どもから物買っちゃダメなんですって。キャンディーやお金をあげるのもNG。学校に行かなくなっちゃうから。なるほど気をつけよう。

プリア・コーにあった警告看板。飴やお金を子供にあげちゃダメ

他にも色々ルールがあるようです。遺跡観光初日に知りたかったですわ。

プリア・コーにあった警告看板。アンコール遺跡群観光のルール

バコン

バコンに到着。ここは規模が大きい。さっきのとこより人が多いぜ。団体さんが来てますね。

バコンの入口付近から奥を見た様子

花がきれい。

バコンに咲く花

池があって向こう側には新し目の建物がありました。何でしょうね?

バコンの池の向こうにある建物

犬がウロウロしているので警戒しつつ遺跡に接近。人がいっぱい。

バコンの大きな建築物と沢山の観光客

上に登れます。

バコンの大きな建築物に登っている観光客たち

バコンの大きな建築物に登っている観光客たちと階段

バコンの大きな建築物の上から見た風景

石の上には茎の長い花がピョロピョロ生えてました。

バコンの大きな建築物の上の方の様子

トゥクトゥクドライバーさんに「街に戻るけどどこ行く?」と言われたので、この辺に他の遺跡はないのか聞いたら、「小さいのしかない」と言われました。

ドライバーが指差す先にあったのは小屋サイズの遺跡。なるほどバコンへ来る途中の道沿いにもチラホラあったな。一旦市街地に戻ることに。

バコン付近の舗装されていない道路

アンコール国立博物館

市街地へ戻ってアンコール国立博物館へ。大きいです。

アンコール国立博物館の外観

無料で荷物を預かってもらえます。カメラも預けたので中の写真はありません。展示室は撮影禁止だったと思います。

日本語オーディオガイドを借りて見学。中国の方が多いです。団体で来てるのかな?

テーマごとに部屋が分かれてます。年代別に沢山の仏像が展示されている部屋や、神像の部屋などなど。広いです。見回るのに1時間以上掛かりました。

ここを見てからアンコール・ワットに行くと、壁画などの意味が理解しやすいと思います。初日に立ち寄ったほうがよかったかも。

喉が渇きました。水を持って入れなかったのが辛いぜ。

酢豚風の料理

この後、トゥクトゥクドライバーさんおすすめのレストランで昼食。毎日違う店へ連れていってくれるので助かります。

トゥクトゥクドライバーさんおすすめのレストラン

外国人観光客向けの清潔感ある店でした。値段も観光客向けでお高め。酢豚的なものと生マンゴージュース、ご飯を注文。美味しいです。

酢豚風の料理

これは中華料理なのかなぁ?シェムリアップのレストランは中国人観光客が多いからか、メニューに必ず中華料理が入ってますね。

印刷屋

食後印刷屋へ行ってもらいます。ドライバーにUSBメモリーを見せて、printと言ったら理解してもらえました。

e-visaを印刷するのが目的、カンボジアのe-visaは入国、出国で1枚ずつ必要なのですが、パスポートにホチキス止めしていたやつを入国時に2枚とも取られてしまいました。再印刷しないと出国できません。

観光客向けではないローカルのお店ですね。いろんな写真が展示されていて、まさに写真屋さんって感じです。

シェムリアップの印刷屋の様子

パソコンが何台も並んでいてスタッフがフォトショか何かで画像編集をしています。USBメモリーを見せて印刷してもらうよう頼みます。

画面に表示された必要なファイルを指差し、カラーか白黒か答えたらすぐ印刷してもらえました。これで無事に出国できますね。良かった良かった。

値段はカラーでも1ドルしませんでした。印刷屋さんは街中のあちこちで見かけます。

こういうvisaも完全に電子化されて印刷不要になれば便利なんですけどね。航空券はほぼ印刷不要になってますし。

工房見学

次にArtisans Angkorという所へ。カンボジア伝統工芸品を作っている工房ですね。石像や金属細工などを製作しているところを直に見られます。

工房に展示されている像の作られる過程

職人さんたちはめっちゃ器用、匠の技だぜ! 感激。アンコール遺跡にある像の復元にも携わったようです。

工房に展示されている像の作られる過程

工房に展示されている像

材料の石の展示も。

工房に展示される材料となる石

庭もあります。

工房の庭

なかなかいいとこでした。お土産屋さんも品揃えが充実しています。

工房のお土産物の紙袋

ガイドブックに載っていなかったので、トゥクトゥクドライバーさんに教えてもらえなかったら行くことはなかったでしょう。無料で見られるというのも嬉しい。

 

次回:シェムリアップのKFCで昼食&metfoneのデータ通信開通

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