前日にフエからLCCでホーチミン市に到着。今日から観光します。
前回:「ベトジェットエアでフエからホーチミン市へ」
街歩き
宿を出てまずホーチミン市中心部を歩き回りました。
9月23日公園。街中ですが緑が多くてくつろげます。
家電量販店のようですがハイネケンビールが山積みになっています。
地下鉄工事があちこちで行われていました。日本が協力しているみたい。
高いビルがあります。角が取れて丸っこい。
ホーチミン像
ホーチミン市の名前の由来であり、ドンのお札にも描かれているベトナムの英雄。堂々としていながらも親しみやすさが感じられる像です。
高島屋
高島屋がありました。サイゴンセンターの中に入っています。
地下のレストランで温かい麺を食べました。やさしいあじ。
戦争証跡博物館
次に戦争証跡博物館を訪れました。ベトナム戦争に関する博物館です。色々なことを考えさせられました。
外にはヘリや戦車など米軍兵器の展示があります。私には兵器の魅力というのがよく分かりませんが、ミリタリー好きにはたまらないのかな?
落とされた爆弾も。
ショッキングな展示もあります。フランスやアメリカに非協力的な人々を閉じ込めるための檻や痛めつけるための器具の展示です。目を背けたくなるような非人道的行為が行われていたようです。
お隣カンボジアのポル・ポト派による残虐行為が有名ですが、仏米も似たようなことをやっていたとは。
建物の中にはベトナム戦争に関する写真展示があります。世界各地でのベトナム戦争反対運動の写真には日本のものも。
戦場となった村の写真を見るのはとても辛かった。ベトナムの人たちがあまりにもかわいそうです。
一般市民にどうしてここまで酷いことができたのでしょう?小さな子供まで犠牲になりました。アメリカ軍は黄色人種を人間として見ていなかったのでしょうか。
アメリカ独立宣言が掲示されていました。とても皮肉。
あまりにも酷い。猛毒の枯葉剤を撒いたうえ、ベトナム人を痛めつけて楽しむ兵士達…。
普通の生活を送っていた人たちの家に入り込んで命を奪う。
悪魔の所業ですよ。血も涙もないなんて残虐な行為なのでしょう。なんでここまで酷いことができる?同情心とか共感性のようなものが無いのでしょうか?
戦争が人を凶暴に変えてしまうのでしょうか。
枯葉剤のせいで子どもの体に異常が出たり酷いです。戦争が終わったらそれで終わりというわけではないというのがまた酷い。侵略したアメリカ側にもPTSDで苦しむ兵士が多数。
戦争は誰も得しませんねほんとに。戦争を喜ぶのは、武器会社とか戦争を商売にする悪い金持ちだけでしょうね。
それにしても、今日の日本の学校では近現代史をしっかり教えてるのでしょうか。自分の時は時間がなくてカットされました。
この博物館を訪れ自分の知識の無さを思い知らされました。せめてアジア諸国の独立については知っておくべきだと思いました。
現地スーパーへ
スーパーマーケットのcoopmartに行ってみました。現地スーパーを見るのは楽しいです。
果物や野菜の量り売りが面白い。豆腐も売られていました。
ハム、ソーセージなど。
ビールなど買ってみました。胃腸の具合が悪くても食べられるプリンとヨーグルトも買いました。この二つはうまかったのですが他は…。
夕食用にチャーハンみたいなものと焼豚のようなものを購入。食器が売られていたので箸とスプーンを買いました。これで食べられるぜ。
箸はバラ売りじゃなくて何セットも入っていたので残った分はお土産にします。
オレンジジュースは1リットルで200円以上するくせに薬みたいな味でマズい…。100%どころか果汁一切入ってないんじゃないのって味。バヤリースを超絶劣化させたような飲み物でした。これはコスパ悪い!
街中の屋台で搾りたて生ジュースが売ってるので誰も買わないでしょうねこんな偽ジュース。衛生的という点以外のメリットが見受けられません。日本より高いのにマズいとはね…。
焼豚は表面が石のようにカチカチです。限界まで揚げてるのでしょうか。中身は食べ慣れた焼豚の味でしたが。
チャーハンはまぁチャーハンですね…。パサパサ。
結論:スーパーの惣菜あんまり美味しくないっす…。やっぱ屋台かローカル食堂が安くてうまいんでしょうな。衛生的な不安はありますが。
ただし、プリンは本格的なお菓子屋さんのような味で実に美味しいです。ヨーグルトは日本の砂糖入りより更に甘く、独特の風味があり美味しかった。何が入ってるんだろう。
ビア・サイゴンはなんか濃い感じがしました。でも実際には薄いビールらしいですよ。
ネット上を見ると薄いという感想ばかりだけど、コクというか「えぐ味」みたいなものがあってスッキリした感じでは無かったです。ごくごく飲める感じではなく、半分ぐらいで嫌になりました。
香辛料の多い料理ばかり食べてるから自分の舌が馬鹿になってるのかも。