2018年1月上旬からの東南アジア旅行2日目の記録です。ベトナムダナンのドミトリーに滞在中。
前回:【ベトナムダナンへ】搭乗前に出国航空券を要求された件&ハン市場散策
ダナンからホイアンへ
今日はホイアンへ行きます。安い路線バスを利用する予定です。
ネット情報によれば1番のバスに乗れば行けるらしい。ハン市場付近の川沿いの道で早速発見しました。
1番で「DA NANG HOI AN」と書いてあるし間違いないぜ! 出る直前だったので急いで飛び乗りました。しかしこれが大きなミスであった……。
やけに空いてるので不思議だなぁんとは思っていました。そこで車掌が料金徴収に来た時「ほいぁ~ん?」と聞いてみたらベトナム語で何かを言いつつ反対側を指さされます。
どうも逆方向(ホイアンから来たやつ)に乗ってしまったようです。やられたなぁ。お金を払って次のバス停で降りました。
ちなみに街路樹の根本にサボテンらしきものが生えていました。なお、世の中には見た目がサボテンでも実はサボテンじゃない植物があるんですよね。ユーフォルビアとか。
刺座という棘の台座の有無が見分けるポイントだそうです。これがない植物はサボテン以外の何かということ。
道の反対側で待つこと10分程度。ホイアン行きが来ました。ちなみに上の写真の「P」はバスとは関係ありません。奥の方に本物のバス停があります。
外国人はぼったくられるという話を聞きますが、黙って2万ドン(約100円)出したら受け取って5千ドン(約25円)お釣りをくれました。
※1円=200ベトナムドンで計算
やったぜ! 喋らなければ外国人とバレない?
なお、帰りは2万ドンきっかりでした。運賃の仕組みがよくわかんねえ……。
橋を渡って郊外に出ると、一部未舗装のガタガタ道を走ります。
車窓には面白い岩山が。
ダナン市街地にはほとんど野犬がいなかったけど、郊外には結構います。リードのついてない犬って怖いんだよなぁ……。野獣そのもの。
このバスはクラクションが独特でした。音楽を奏でるような感じの鳴らし方です。ホワンワホワンワホワ~ン。
ホイアン到着&ボッタクリおじさん登場
1時間かからずホイアンバスターミナルに到着。
ここからホイアンの街までどうやって行こうかなと考えながらバスから降りると、怪しげなオッサンが声をかけてきました。
「ツァー、タクスィ」うんぬん……しつこくつきまとってきます。このオッサン、ヤバそうだぜ!
ボッタクリマンだなと分かってはいたんですが、あまりにもしつこいので折れてしまいました。意志が弱い……。
どうもバイクタクシーのオッサンらしい。ツアーはいらないので、ホイアンの街まで乗っけていってもらうことにしました。
ボラれるんだろうな~とは薄々感づいていたんですけどね。
ハウマッチと聞いてもメーターメーターの一点張りです。付いてねぇだろメーター! まぁ、オドメーターはあるか……。
ここで断れないのが情けないっす。NOが言えないとカモられてしまうよね。大いに反省。
怪しいオッサンと二人乗りしても楽しくねぇなぁと思いつつ、バイクの後ろに乗りました。落ちないように腰に手を回します。嫌ですねえ。
でも走り出すとめちゃくちゃ気持ちが良い。風を切りながら、他のバイクを避けながら、走る走る! このおっさんは意外にも運転が上手ですね。バランス感覚が凄い。
後ろに重い荷物(筆者)を積んでるのに段差や悪路もなんのその、ひた走ります。信号も無視しながら爆走。
来遠橋(日本橋)の前で下ろしてもらいました。
さあ、いくらボラれるのだろうとヒヤヒヤしていると20万ドン(約1000円)とのこと。
距離から考えると明らかにボッタクリ価格だけど、思ってたよりはマシでした。しかし物価の安いベトナムでこれは痛いね。
払った後にもっとよこせと言われましたが、流石にそれはノー。
今思えば2万~5万ドン(100~250円)だけ渡して立ち去ればよかったのかも。それぐらいが適正価格でしょう。
ビビって言われたまま払っちゃったけど、ここはベトナム。中南米などの治安激悪地域とは違うから、ピストルを持って追いかけてきたりはしないと思います。
とはいえ揉め事は起こさないに限りますね。日本に比べれば危険なのは間違いないですから。
それにしても、ベトナムでボッタクろうと声をかけてくる奴はだいたいオッサンですな。若者は声をかけてこないし、良い人が多い印象を受けます。
スーパーの店員やタクシードライバーとかでも若い人は親切でしたよ。世代間格差があるんですかねぇ? オッサンは貧乏だから必死なのかな。
ちなみにネットを見ると、ベトナムの交渉制バイクタクシーは高確率でボッタクリだという情報もあります。観光客は迂闊に乗らないほうがいいのかもね。
ホイアン観光
嫌な思いをしつつもホイアンに到着。いい景色ですなぁ~。
川沿いの店で牛のフォーを食べます。
唐辛子をかじってしまったせいでしゃっくりが止まりません。でも他の部分は辛くなくさっぱりしていて美味。
いい街です。
5つの施設に入れる券を購入。古民家的なところや博物館に入りました。
ここは楽しい雰囲気の街だ。来てよかった。
休憩。喫茶でハーブティーを注文。思っていたのとちょっと違う感じ……。ハーブの入ったお湯でした。あんまり味がしないけど、ハーブを食べれば良いのか?
川を見ながらお茶が飲めます。
昔ながらの建物に入る
再び来遠橋(日本橋)へ
中国の影響を感じる
橋の内部。日本に縁のある橋だからなのか提灯に日本語が書いてあります。
ダナンへ戻る
帰りはバスターミナルまで歩いたのですが、街の中心部から大分距離がありました。
スマホの地図とGPSのお陰で無事たどり着けたものの、楽ではなかったです。
うーむ、路線バスは安いけど、この移動がネックですな。ぼったくりバイクタクシーを使うと節約した意味がなくなるし。
上でも書きましたが、帰りのバスは2万ドン(約100円)先払いでした。ダナン市街に入ったら好きなバス停で降りると良いです。
バスの運転席には大黒様らしき像と線香がありました。交通安全祈願でしょうか? 興味深い文化です。