2018年、年始の東南アジア旅行24日目の記録その2です。
朝にカンボジア、シェムリアップをバスで出発。国境を超え夕方にタイのバンコクへ到着しました。
ファランポーン駅からMRTブルーライン(地下鉄)とBTS(スカイトレイン)を利用し、宿の最寄りであるエカマイ駅まで移動します。
前回:バスでシェムリアップからタイのバンコクへ、陸路国境越え
バンコクは大都会
ファランポーン駅からの地下鉄は大混雑。押しくらまんじゅう。
いや、それにしてもバンコクの都会っぷりに圧倒されます。ベトナムとカンボジアを旅してから来たので発展度の差を嫌でも感じてしまう。
すっかり近代化され、東南アジア的のどかさは感じられなくなっています。わざわざタイまで来てギュウギュウの満員電車に乗りたくない。日本でも十分堪能できるので。
バンコクに来たのは2度目。3年前に来たときには文化の違いに驚かされたのだけど、今回は印象が変わり、「東南アジアの中では比較的日本に近い感覚で過ごせる国なのかな」と思うようになりました。
先に訪れた2カ国と比べると相当都市化が進んでいて、公共交通も充実。コンビニもあちこちにあります。もう途上国って雰囲気じゃない。清潔で便利な都会です。
あと、バンコクには日本人が多いみたい。これまで訪れた国では欧米人&中国人旅行者が中心だったので様子が違います。
電車内でも日本語の会話が聞こえてくる。旅行者の他、仕事で滞在している人も多いみたい。
↓地下鉄駅にあったプレート。資金協力したらしい。
あと日本食が人気らしくあちこちで食べられる。広告も出てます。
道路は左側通行だし、走ってるのは日本車ばっかりだし、日系企業があちこちあるし、電車は押しくらまんじゅう。そこまで異国感がないかも。
ガイドブックに書かれているように、バンコクは海外旅行が初めての人でもハードルが低い気がします。
3年前に来たときよりさらに開発が進んで便利になっている気も。タイは首都バンコクを見ればもはや途上国ではない感じ。発展のスピードも目まぐるしい。
一方の日本は悲しいことに少子高齢化で衰退傾向……。東京ではこのような活気は見られなくなっているように思います。
ゲートウェイ・エカマイ
地下鉄からスカイトレインに乗り換え、宿最寄りのエカマイ駅に到着。駅と接続しているショッピングモール「ゲートウェイ・エカマイ」には日本食の店がこれでもかというくらいありました。
ラーメンからカツ丼、牛丼、日本風カレー、寿司……日本食なら何でもあります。日本の外食企業も進出。「かつや」「すき家」「てんや」など。
店の外に張り出されているメニューにはタイ語、英語のほかすべて日本語が書かれています。
あるラーメン屋のメニューが面白かった。ラーメン屋なのにラーメン以外にも色々な料理があり、デカ盛りカツカレーまであります。この店で食べていくことにしました。
ヌードルのセット(Sサイズ)を注文。ラーメンとチャーシュー飯にドリンク付き。180バーツ。ちょっと高いかな? 3年前より物価が上がってるような……。
あと為替レートの関係もあるのでしょう。1バーツ=3.5円として650円。日本よりは安い気がするけど、あんまりお得感はないですねぇ……。
東南アジアは物価が安くてお得というイメージがあるけど、バンコクはそんなに激安でもない。
とはいえ食事は屋台とフードコートで済ませば安く抑えられると思います。交通費に関しても、地元民向けのエアコンなしバス(通称赤バス)を利用すれば、かなり節約することが可能。
宿へ
食事を終えて宿に向かいます。
エカマイ駅のショピングセンターと反対側にはお寺が。光ってて綺麗。
月が赤い。
路地を抜けて宿まで歩きます。
駅から宿まで1キロ位歩いたんですが、犬に出会わなかったなぁ……。なんでだろ?
前来たときは野犬まみれで夜出歩くのは嫌だなと思ってけど、全然いなくなってる気がします。
ファランポーン駅付近でで見た一匹だけですよ。3年の間に沢山の野犬が捕獲されてどっかに連れていかれちゃったのかな?
タイでは仏教の慈悲の心を大切にしているから殺処分はしないと聞いたことがあります。どこか収容施設に送られたのでしょうかね。
単にエカマイ駅周辺にはいないってだけかもしれませんが。
あと、タイの宿ではデポジットを要求される事が多いです。ベトナム、カンボジアではなぜかデポジットが不要でした。高い宿だと取られるのかな?
部屋
今回の宿はコンドミニアム的な感じ。駅からちょっと離れているおかげか広さの割に安い。レンジと流し台、冷蔵庫があります。
大きいベッド
コンセントには日本のプラグがそのまま挿さります。でも電圧が違う(220V)ため、非対応の機器は壊れるから注意。
ただスマホなどの充電器は全世界対応のものが多い。本体の電圧表示を確認しましょう。100-240Vと書かれているものなら大丈夫です。
シャワーの機械(水を暖めるやつ)に謎のONSENシールが。
そういうブランド名なのかな? それとも誰かがいたずらで貼ったのか?
さっきバンコクの物価はそこまで安くないと書いたけど宿泊費は別ですね。大都会なのに2000円台から個室に泊まれます。
日本では地方のビジネスホテルでも4000円くらいからなのでかなり安い感じ。日本は島国で利用できる土地が少ないから高い? それとも人件費の関係?
ただ日本国内でも大阪西成なら個室1200円くらいから泊まれるんですよね。狭いしバス・トイレは別ですが。
日雇い労働者の街だからか、あの辺りだけ物価が違う。お弁当とか自販機のジュースもやたらと安くて驚きました。
まとめとヨーグルト
コンビニで買ってきたブルガリアヨーグルト。
バンコクでは日本と変わらないクオリティの日本食がちょっとだけ安く食べられるし、公共交通機関が発達していて便利。コンビニもいっぱい。品揃えも良いし、明治ブルガリアヨーグルトも売っています。
さらに買い物する所や遊ぶ所がいっぱい。日本製品も簡単に買える。日本文化がいっぱい。楽ちんだし楽しいんだけど、これじゃあ日本国内旅行とあんまり変わらない気も。
せっかく海外に来たからには海外らしさを味わいたい所。物質的なものを求めて海外に来たわけではないはず……。
とにかくタイ旅行はベトナムやカンボジアに比べてイージーモードなので気が緩んでしまいます。