JR・近鉄の鳥羽駅を出発し徒歩で鳥羽港へ移動。フェリー、路線バス、電車を乗り継いで豊橋駅まで行った記録です。
なお、旅行したのは2024年1月です。
鳥羽から豊橋へのルート
鳥羽と豊橋は直線距離で約60km。そこまで離れてはいません。しかし、間に伊勢湾があるため、陸路で行くと大きく遠回りすることになり、200km近く移動しなければなりません。
鉄道で鳥羽駅から豊橋駅に向かう場合は、まず近鉄かJRで名古屋駅まで行き、新幹線、JR在来線、名鉄のいずれかに乗り換えることになります。
距離が長いと所要時間が伸びるだけでなく、運賃も高くなります。
一方、フェリーで伊勢湾を渡れば大きく移動距離を縮めることができます。今回のルートは以下のようになっています。
- 鳥羽駅~鳥羽港:徒歩(約12分)
- 鳥羽港~伊良湖(いらご)港:伊勢湾フェリー(約1時間)
- 伊良湖港~三河田原(みかわたはら)駅:豊鉄バス伊良湖本線(約50分)
- 三河田原駅~新豊橋駅:豊橋鉄道渥美線(35分)
このルートだと陸路のみに比べ移動距離は圧倒的に短くなります。
ただ、伊勢湾フェリーは高速船ではなく一般的なカーフェリーです。そのため鉄道に比べると速度は非常に遅く、所要時間の短縮効果は微妙です。
また、伊良湖港から三河田原駅へのバスは、都市間移動に特化した高速バスではありません。一般道を走って各停留所に寄っていくタイプの路線バスなので遅いです。
フェリー・バス・電車の接続によって所要時間は前後しますが、鳥羽港から豊橋まで約3時間は掛かります。
陸路のみの最速パターン、つまり近鉄特急かJR快速「みえ」で名古屋駅へ向かい新幹線に乗り換える場合、鳥羽を出てから2時間半以内で豊橋に到達できます。金額を気にしないのなら鉄道利用のほうが早く着きますね。
次に、陸路で特急や新幹線を利用しない節約パターンを見てみましょう。JR快速「みえ」の自由席で名古屋駅へ行きJR新快速に乗り換える場合の所要時間は約3時間。
所要時間はフェリールートと同じくらいですが、運賃は3600円します(※2024年5月現在。以下の値段も同じ)
フェリールートの場合は、フェリー・バス・電車がセットになった「豊橋鳥羽割引きっぷ」が2900円で買えるので700円安いです。所要時間が変わらないならお得ですね。
なお、「豊橋鳥羽割引きっぷ」では、電車(三河田原~新豊橋)の代わりに、路線バスを利用して豊橋駅前まで行くことも可能です。
きっぷ購入時に貰った乗り継ぎ時刻表を見ると、時間帯によっては保美(ほび)バス停で豊橋駅前行きのバスに乗り換えるよう案内されていました。
ただ、その場合も三河田原駅で電車に乗り換えたほうが早く着くみたいです。乗り換え回数は増えますけどね。
あと、このきっぷは使用開始から2日間有効なので途中で宿泊する行程も組めます。
旅行前には最新の時刻表をご確認ください。公式サイトのリンクを貼っておきます↓
鳥羽駅
さて、ここからは実際の旅行の様子を紹介します。松阪駅からJR東海の快速「みえ」に乗り鳥羽駅にやってきたところから始めます。
ちなみに前日はローカル線の名松線に乗車。終点の伊勢奥津駅まで行き、引き返して松阪駅前に宿泊しました。
鳥羽駅にはJRのほか近鉄が乗り入れています。
ホームや改札は別々になっていて近鉄が北側、JRが南側ですが、自由通路で行き来できます。
なお、伊勢神宮や鳥羽へのアクセスでは近鉄が優勢のようです。列車本数が多く大阪・京都・名古屋から特急が走っています。
複線電化の近鉄鳥羽線に対し、JR参宮線は単線非電化と設備面で見劣りしますし、本数も少ないです。
JRは1時間に1本程度、名古屋と鳥羽を結ぶ快速「みえ」を走らせていますが、それ以外の列車がない時間帯もあります。
ただ、JRの快速「みえ」は、その名の通り快速で特急料金が不要。乗車券のみで乗れるので、安さではJRが有利です。名古屋からの所要時間も近鉄特急とそこまで変わりません。
また、4枚組の回数券「快速みえ得ダネ4回数券」があり、これを使えば正規運賃から大幅に割引されるのでお得感が大きいです。
2人で往復利用すれば使い切れますし、1人で利用する場合は金券ショップでバラ売りされているものを購入することも可能です。
快速「みえ」の弱点は、編成が短く、自由席は混雑していて座れないおそれがある点です。一部指定席になっているため、追加でお金を払えば座席を確保できますが、席数は多くないので当日予約では空きがないこともありえます。
あと、指定席もシートは自由席と同じでリクライニング式ではありません。快適性や着席の確実性を求めるなら近鉄特急、安さを求めるならJRといった感じでしょうか。
なお、筆者は松阪から「青春18きっぷ」でJRを利用しました。伊勢湾を渡った後、豊橋からJRで東京に向かう予定だからです。
「18きっぷを使うなら名古屋経由の陸路で行ったほうが安いでしょ?」と言われそうですが、船に乗って最短ルートで行くのが旅の目的なのでいいんです。
ちなみに快速「みえ」に乗り通す場合、途中の伊勢鉄道区間は18きっぷが使えず追加の支払いが発生します。筆者は前日、伊勢鉄道を回避するため亀山経由で松阪に行きました。
駅から鳥羽港へ歩く
鳥羽港フェリーターミナルは鳥羽水族館の裏にあり、水族館から停泊中のフェリーを見ることができます。
鳥羽港に向かう場合、まず水族館を目指すといいです。水族館は鳥羽駅から徒歩10分の距離です。
次にルートについて。鳥羽駅を近鉄側から出ると、真珠の養殖を成功させ産業化した実業家、御木本幸吉さんの像が立っています。
こちらの像付近の信号で道を渡ると案内標識があるので、それに従って国道42号線を海沿いに進めば迷うことなく鳥羽水族館へ行けます。
水族館に着けば鳥羽港は目と鼻の先です。
水族館の横を進み、アクアパーキング(立体駐車場)の手前で左折します。
「P」と書かれた塔がある建物がアクアパーキングです。
左折して少し歩くと左手に鳥羽港フェリーターミナルがあります。
余談1:石碑
フェリーターミナルの前には「こんぴらさん お迎えの地」の石碑が建っています。
「こんぴらさん」とは、讃岐(香川県)の金刀比羅宮(ことひらぐう)の愛称。航海の安全を守る神様として、特に船乗りから強い信仰を集めてきました。
この石碑は、鳥羽に金刀比羅宮を建立するにあたり、讃岐を出発した分霊が船から上陸した地であることを示しています。
なお、香川県から船でダイレクトにやってきたわけではなく、途中、近鉄で宇治山田駅まで来た後、車で小浜港へ移動し船に乗り中之郷海岸(※この付近)に上陸したと書いてありました。
金刀比羅宮鳥羽分社は、ここから徒歩25分くらいの山の上にあるみたいです。
香川の金刀比羅宮は、長い階段をひたすら登った山の上にありますが、こちらも登るのが大変なのかな? 次に鳥羽を訪れた際には参拝したいです。
参考に香川の金刀比羅宮の階段の写真を貼っておきます(2024年4月訪問時のもの)。
これは御本宮手前の最後の階段。下から数えると全部で785段あるそうです。
余談2:中之郷駅
実は、鳥羽水族館や鳥羽港の最寄り駅は鳥羽駅ではありません。近鉄中之郷(なかのごう)駅が最寄りです。アクアパーキング写真の右端に小さく写っていた建物が中之郷駅です
中之郷駅はホームが短く特急が停まりません。停まるのは1時間に1~2本程度の普通列車のみです。よって大抵は鳥羽駅で下りて歩いたほうが早いです。
とはいえ、接続が良い場合は普通列車に乗り換えて中之郷駅で降りるのもよさそう。鳥羽港まで徒歩約3分の近さは魅力です。
余談3:カブトガニ
フェリーに乗る前に鳥羽水族館を観光しました。印象に残ったのはカブトガニの展示。カブトガニを上から見た姿は有名ですが、カブトの内側は初めて見たので驚きました。
結構不気味……。化け物というかエイリアン感があります。二足歩行で迫ってきて迫力がありました。
鳥羽港フェリーターミナル
本題に戻ります。
フェリーターミナル1階は自動車の乗船待機駐車場です。徒歩客は緑色の床を壁沿いに進み、自動ドアを通ってエスカレーターで2階の「きっぷうりば」へ行きます。
2階にはきっぷうりばの他、レストランと売店があるので、出港まで時間があっても退屈せず過ごせそうです。
「鳥羽豊橋割引きっぷ」を購入し乗船開始を待ちます。
船内の様子
乗船時間になりました。ボーディングブリッジを通って乗り込みます。フェリーが左右両側に停泊していました。
左が伊勢丸、右が知多丸。今回乗るのは右の知多丸でした。
船内にはいろいろな種類の席があります。カーペット席で横になって移動することも可能↓
普通の椅子席もあります↓
空いていたので窓際のボックス席を利用しました↓
壁にはコンセントが設置されており、スマホ等の充電ができます。ありがたい!
席の数はかなり多いと思いました。基本的に座れないということはなさそう。
有料の特別室もあります↓
なお、伊勢湾フェリーは、鳥羽丸、伊勢丸、知多丸の3隻が運航されており、船によって少々設備が違うようです。今回乗ったのは知多丸です。
船からの眺め
伊勢湾フェリーの航路の近くには大きめの島がいくつもあります。海しか見えないということはなく、景色の変化が楽しめます。
ちなみに鳥羽港の近くにある坂手島(さかてじま)は本土に近く10分で行けるようです。
鳥羽港を出てからしばらく左手に見えている大きい島が答志島。その先には無人島の大築海島(おおづくみじま)、小築海島(こづくみじま)も見えます。
反対側(右舷側)には出港直後から菅島(すがしま)が見えます。そして、しばらく進んで伊良湖に近づくと見えてくるのが神島(かみしま)↓
神島は三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になった島だそうです。鳥羽港からは定期船が、伊良湖港からは観光船が出ているとのこと。
港付近に家がまとまって段々状に建っている独特の景観に興味を惹かれました。機会があれば訪問してみたいです。
伊良湖岬灯台が見えてくると、もうすぐ到着です。船は大きく右に旋回して伊良湖港に入ります↓
伊良湖港
伊良湖港に無事到着しました。
伊良湖港の徒歩客下船口は車と一緒。
階段で車両甲板まで下ります。
筆者がこれまでに乗ったフェリーでは基本的に、徒歩客専用のボーディングブリッジを使っていました。車と一緒に下船するのは初めてなので新鮮でした。こういう下船方法って他の航路でもあるのでしょうかね。
橋の上は歩道と車道が分離されているので安心。
上陸後、船を振り返るとこんな感じ↓
広々とした駐車場の端を進み階段を登ると伊良湖クリスタルポルトがあります。
この建物の中には、きっぷ売り場や売店、休憩スペースなどがありますが、時間がないのでバス停に急ぎます。
今回のダイヤは乗り換え時間が5分と短く、船が遅延すると乗り継げない少々危ういパターンでした。
なお、伊良湖港での乗り継ぎ時間はまちまちで、30分以上待ち時間がある便もあります。その場合はクリスタルポルトでゆっくりできますね。
このバスは渥美病院まで行くようです。筆者は途中の田原駅前で下りますが。
豊鉄バス伊良湖本線
なんとか間に合いました。車内はガラガラで貸切状態。混雑しているよりはいいですが、なんかさみしい……。
前述のように伊良湖本線は高速バスではなく、一般道を走る普通の路線バスです。そもそも渥美半島には高速道路が伸びていません。
バスはここから田原駅前まで30km程度の道のりを約1時間掛けてのんびり走ります。
もし高速道路や鉄道が伊良湖岬まで通っていれば、あっという間に豊橋まで行けそうです。距離としては大して離れていません。現状の一般道経由でも50km未満ですから。
フェリールートは名古屋経由の陸路ルートより距離が圧倒的に短いのに、大して時間短縮にならないのは、渥美半島の交通事情も関係していると思います。
大昔には鉄道(渥美線)の伊良湖岬延伸計画があったようですが、現代ではもう無理そう。ただ、高速道路が通っていないのは不思議。南紀や四国の南西部など、地形が険しく人口の少ない地域でも建設が進んでいるのにね……。
沿線住民とフェリー客を合わせても大した需要はないと見られているのでしょうかね。
伊良湖岬を出発すると車窓に広々とした畑が見えます。海に近いためか土は砂っぽい感じ。水はけが良さそうでした。
海沿いに走る区間もあります。天気が良ければ海も綺麗なんでしょうけど、曇っているのでさみしげな風景です。松の木が立っています。
あと、広大なキャベツ畑があちこちで見られました。
普段買っている愛知県産キャベツってこの辺から来ているのかも。名産地っぽいです。
途中のバス停から人が乗ったり降りたりしましたが、同時に乗っていた人数は片手で数えられる程度でした。
三河田原駅
田原駅前バス停できっぷを見せて下車。電車(豊橋鉄道渥美線)に乗り換えます。
三河田原駅は駅舎が綺麗ですね。壁がカーブしている凝ったデザイン。世界的な建築家、安藤忠雄さんの設計だそうです。
駅舎に入るとすぐにホームがあります。改札できっぷを見せて入場。
バスと電車の乗り換え時間は短かめでしたが、15分に1本出ているので乗り遅れても待てばOK。
列車は3両編成で車掌さんも乗務していました。地方鉄道とはいえ、かなり需要があるようです。
今回乗るのは「ばら」の車両。渥美線の車両には渥美半島の花々がデザインされています。
前はこんな感じ。元東急の車両だそうです。
渥美線に乗車
三河田原駅から終点の新豊橋駅まで乗り通します。
渥美線は単線ですが列車本数は結構多く、途中駅において反対列車との行き違いが頻繁に見られます。
スピードも時速70km近く出ており気持ちよく走ります。最高時速70kmというのは、JRの幹線や大手私鉄に比べると遅いですが、地方鉄道ではそこそこ速い方です。
車内はオールロングシート。
三河田原駅発車後すぐは空いていましたが、新豊橋駅に近づくと大混雑。立ち客がたくさん出てギュウギュウになりました。3両編成オールロングシートで走らせているのも納得。
それにしても車内が混むと気まずくて撮影できないです……。最悪の場合、怖い人に「撮るな」と言われて絡まれるかもしれませんし、盗撮に間違われる心配もあります。
どんな時でもカメラを回し続ける鉄道系YouTuberの人たちは肝が座っていてすごいですね。ビビリの筆者はそのメンタルの強さが羨ましいです。
新豊橋駅・豊橋駅
そんなこんなで新豊橋駅に到着。混んでいたので改札内の写真はありません。
三河田原駅からの所要時間は35分、鳥羽港からは2時間52分でした。今回は乗り換え時間が短いダイヤだったので3時間を切ることができました。
次の写真は、1階の改札を出てJR豊橋駅へつながるエスカレーターで2階へ上がったところです。新豊橋駅は連絡通路でJR豊橋駅と直結しているので乗り換えは簡単です。
新豊橋駅には2階から入ることもできるみたい、
新豊橋駅を外から見学してからJRの駅へ移動。このあとは「青春18きっぷ」を使いJR在来線(東海道本線)で東京に向かいます。
おわりに
今回旅した伊勢湾フェリー経由の鳥羽~豊橋ルートは、単なる観光ルートではなく実用性の高いものでした。
所要時間はJR在来線利用と同じか短いくらい。値段は「豊橋鳥羽割引きっぷ」を使えばJR正規運賃より700円安いです。
座れる可能性が高いのも魅力です。フェリーは席数が多いのでほぼ確実に座れますし、電車(渥美線)は3両編成かつ始発なので座れます。
唯一のネックは繁忙期の路線バス(伊良湖岬~田原駅前)ですね。普通の路線バス車両なのでフェリー客が殺到すると座れないかもしれません。路線バスに1時間立つのはつらそう。
GW・お盆・年末年始は注意したほうがいいかもしれません。時間に余裕がある場合は、伊良湖クリスタルポルトで食事をするなどして、次の便に乗るといいかも。
「豊橋鳥羽割引きっぷ」は2日間有効なので自由度は高いです。
このルートを活用すれば節約しつつ一味違った風景が楽しめます。鳥羽~豊橋を移動する際にはぜひ利用してみてください。
余談:JR在来線が最安になるパターン
鳥羽~豊橋を短期間に何度も行き来する場合や、複数人で移動する場合はもっと安く移動する方法があります。
「快速みえ得ダネ4回数券」と「JR名古屋⇔豊橋カルテットきっぷ」の組み合わせです。これはどちらもJR在来線の快速・普通列車に乗れる回数券タイプの企画乗車券ですね。
4枚セットで有効期限は1ヶ月。
「快速みえ得ダネ」は鳥羽~名古屋市内で1枚あたり1,470円。
「カルテットきっぷ」は名古屋市内~豊橋ゾーンで1枚あたり890円です。
合計2,360円で鳥羽から豊橋に行けます。これはフェリーの「豊橋鳥羽割引きっぷ」の2,900円より安い。
あくまで4枚セットで買った場合の1回分の値段なので、金券ショップでバラ売りを買うと、少し高くなります。
なお、「カルテットきっぷ」では、乗り越し精算ができません。名古屋市内~豊橋ゾーン(豊橋~豊川・二川間)のエリアをはみ出す場合、乗車した全区間の正規運賃を払わなければならないというルールがあります。
乗り越した場合、カルテットきっぷの1枚分890円は手数料なしで払い戻されるので、きっぷを捨てることにはなりませんが、正規運賃で乗ったのと同じ状態にリセットされます。
例外として、あらかじめ全区間のきっぷを買っておけば大丈夫みたいです。事前に購入した区間の連続する他の乗車券類との併用は可能と書いてあります。つまり「快速みえ得ダネ」を持っていれば、おそらく大丈夫。
ただ、筆者はこの2枚の組み合わせで鳥羽~豊橋の移動をしたことがないので、万が一正規運賃を払うことになっても責任は負えません。
あと、土曜・休日及び年末年始限定ですが「青空フリーパス」(2,620円)を使うという手もあります。フリー区間内の快速・普通列車乗り降り自由のやつです。この切符のエリアに鳥羽~豊橋が含まれています。
でもまぁ、最安でなくとも、のんびり行けて景色が楽しいフェリールートは悪くない選択だと思いますよ。
個人的にJR在来線の名古屋~豊橋は数え切れないくらい乗っているので景色に新鮮味がないです。沿線は基本住宅地ですし……。
フェリーから島を見たり、渥美半島のキャベツ畑を見たほうが楽しいと思います。