この記事は2023年春の旅行記part1です。
「青春18きっぷ」を使用し、山科駅(京都府)を出発。JR東海道本線・山陽本線の普通列車で西へ進みます。
途中の街で下車して観光しながら進み、関門連絡船で九州へ上陸。鹿児島本線の鳥栖駅(佐賀県)まで行きました。
山科駅のネットカフェへ
2023年春の某日。夕食と風呂を済ませ夜遅くに家を出た筆者は、JR琵琶湖線(東海道本線)京都行きの終電に乗っています。
この後、山科駅近くのネットカフェで一泊して、翌朝の初電で九州方面に向かう予定。
琵琶湖線の列車は元々編成が長いこともあり、この時間はガラガラで快適です。夜は貨物列車が頻繁に通るので昼間とは別の路線に乗っている感覚。
遅れている草津線からの接続待ちのため、草津駅でしばらく停車しました。これが終電なので先に出るわけにはいかないんですね。
この時間帯は駅員さんがランタンみたいなライトを持ってホームに立っていて、なんか幻想的。
約15分の遅れで山科駅に到着しました。山科は京都の東隣の駅です。
地下道を通ってネットカフェへ向かいます。ここの地下道は木目調でオシャレ。深夜なので誰もいませんが、音楽は流れています。なんだか不思議な感覚。
7番出口を出たらネットカフェ「快活クラブ」が見えます。雨が降っていても気軽にアクセスが可能。
快活クラブには、ここ数年で鍵付き完全個室が増えていますが、山科店にはなかったので昔ながらのブース席(フルフラットシート)を選択。上が開いている席で寝るのは久しぶり。
やっぱりちょっと明るかったり、他のブースの音がしたりしますね。耳栓やアイマスクがあったほうが寝やすい。完全個室なら真っ暗にできるし、防音性もそれなりにあるのですが。
ちなみに完全個室にもデメリットはあります。風営法の関係で、店内で提供されたものを持ち込んで飲食できません。ドリンクもダメです。飲食する際は専用のオープン席に行く必要があるので少々不便。
熟睡はできなかったものの横になれたので体力は回復。4時間13分の利用で1,900円(税込)。内訳は3時間パック(1,100円)+延長料金(800円)
なお、6時間パックは1,980円(税込)なので、プラス80円であと1時間47分滞在できたということ。もう少し早く家を出ればよかったかも。
この店舗は受付も精算もセルフでした。店員と一切顔を合わせることなく利用できるという近未来的なシステム。すごいね。
山科~姫路
山科駅改札前に到着。朝5時前です。
ここから使用するのは青春18きっぷ。JR全線の普通列車1日乗り放題券が5回(人)分セットになったものです。
2023年現在の価格は12050円。1回あたり2410円。
普通列車というのは、新幹線、特急、急行以外のことなので、快速や新快速にも乗れます。(詳細なルールや特例に関してはJRのサイトでご確認ください)
名前に「18」と入っていますが年齢制限はなく、老若男女問わず使用可能。
自動改札は通れません。使用する日の最初の駅で駅員さんに日付を入れてもらい、有人改札から出入りすることになるのですが、今回はそのことで少々問題が発生。
初電の前なので駅員さんがおりません。インターホンでコールセンターと通話できる駅もありますが、ここにはなさそう。
どうしようかな~と、改札の前でウロウロしていたらやってきました。
もし来なかったら短距離の切符を買って入場。車掌さんか降りる駅で日付を入れてもらおうと思っていました。その場合、百数十円無駄になります。
無事ホームに入れたので姫路行き普通列車に乗ります。
5時台なのに多くの席が埋まっていたのは意外でした。滋賀から大阪や神戸に通勤する人が多いのかな?
外がだんだん明るくなり車内は混雑。雨が降っているので車窓風景はしっとりしています。沿線のいたるところで半分くらい散った桜を見ることができました。きれい。
7時半ごろ、姫路駅に到着。1分乗り換えの新見行きは混んでいたので見送って、次のに乗ることにします。改札を出てトイレを借りてから姫路城を遠目に見ました。
格安スマホのデジタルズームで撮ったのでかなり荒い画質に↓
今回の旅行にはミラーレスカメラを持ってきているので、そっちで撮ったらいいのだけど取り出しやすさはスマホが勝るからねぇ……。
山科~姫路:136.2km(営業キロ)