2018年年始からの東南アジア旅行19日目の記録後半です。
前回:バンテアイ・クデイ、バタフライセンター、バンテアイ・スレイなど観光
地雷博物館
バンテアイ・スレイからの帰り道に寄ったのが地雷博物館。
バンテアイ・スレイは他の遺跡群から離れています。1時間トゥクトゥクに乗って走り続けるだけだと退屈するけど、途中の施設によってくれるので助かりました。ホテルのツアーはちょっと高いかなと思ったけど頼んで良かった。
ここはアキラ(アキ・ラー)という元少年兵で地雷除去に携わった人が建てた博物館。手作業ですごい数の地雷を撤去したそうです。機械を使っていないのに爆発事故を起こすこと無く、すごいですね。
でも手で撤去するのは危険ということで政府から禁止され、近代的な方法でやるようになったそうです。
ベトナム戦争時、米軍によってカンボジアにもおびただしい数の爆弾が落とされ、不発弾が地雷のような脅威になっているということなど、色々なことが学べました。
地雷が人々の生活に残した爪痕は大きい。戦争が終わっても犠牲者が出続ける悲惨な兵器。
また、米国による空爆がクメール・ルージュが台頭した一因にもなっていたとは……。カンボジアの歴史に対する理解が深まりました。
下の写真は撤去された地雷や爆弾の展示です。
東メボン
トゥクトゥクでひたすら走ります。
バンテアイ・スレイを出てから1時間近く走って元の遺跡群へ戻ってきました。
東メボンを見学。
彫刻された柱(?)が面白い。凹んだり出っ張ったり不思議なデザイン。
タ・ソム
ここにも石の顔が。
ニャック・ポアン
ここは大分変わってます。池の中にある遺跡で他とは違う雰囲気。
この池が大きくて見事。外界から隔絶された不思議な空間。異世界感あります。水面には蓮、遠くの岸はジャングル。
長い橋を渡った所に建物があります。
池の中の島にさらに池があるという。
鶏さんがうろついてました。放し飼いなのかな?
遺跡群内の食堂
トゥクトゥクドライバーさんオススメの食堂で昼食。
大量のパイナップルと鶏肉の炒め物を注文。ネギが散らしてある。日本人にも受け入れやすい味。
しかし大半がパイナップルですよ…。鶏肉の切れが小さいし量も少ない。パイナップル炒め鶏肉添えって感じ。
ココナッツジュースも注文。
美味しいけど建物や調理場が綺麗じゃないので衛生面が心配でした。でも夜になってもなんとも無かったのでよかったよかった。一安心。
値段は観光地価格でお高い。ココナッツと炒め物で8ドルくらいした。なんかねぇ、ローカル食堂なら半額以下で食べられそうな気がしますよ。
設備はローカル食堂並なのに観光地にあるから値段が高いという…。まぁ店員さんの愛想が良かったからいいかな。
プリヤ・カーン
ニャック・ポアンの西側にあるのがプリヤ・カーン。規模が大きくかなり見応えがありました。おすすめ。
一部崩れていました。岩がゴロゴロ~。
↓何か神話的な意味があると読んだ気がするけど詳細は忘れました。
↓この2階建ての建物は有名ですね。
遺跡の詳細について勉強してきていないので大した感想を書けず残念です。
野生動物
アンコールトムを抜けてシェムリアップの街へ帰る途中、サルや豚を目撃。
女の子がサルの登った木を揺らしています。
豚はやたらデカイ。家畜が野生化したのかな?それとも放し飼い?食べるのかなこれ?
後でこの豚についてネットで調べてみると面白い経緯が分かりました。昔は村人が飼っていたけど、占いで「飼ったら良くないことが起こる」と出たので、お坊さんに渡されて飼われているようです。食べたりはしないんだね。
スーパーマーケット
帰り道、トゥクトゥク運転手に頼んでLucky Mall 1階にあるスーパーに寄りました。
結構なんでも高いです。ベトナムのスーパーより高い。アメリカ産ジュースが1Lが6ドル近くするのは驚きです。
安いのはフルーツ、野菜くらいで加工品は日本並みかそれ以上の値段がしました。
なんか不思議。物価ってどうやって決まるんだろうと考えてしまうよ。物価が安い国ですが輸入品は逆に高くなるんですかねぇ…。
夕食はフルーツ盛り合わせ、0.5ドルになりました。夕方なので割引されてるっぽい。マンゴー、パイナップル、文旦っぽいやつが入っていてお得。こういうのは安いんですけどね。
残念ながら写真は撮り忘れました。